はじめに
対象読者
- 作編曲コンテストを探しているが、なかなか見つからない
- プロになるための実績を積みたい
- 作編曲の力試しがしたい
この記事からわかること
- 作編曲コンテストを探すなら「Koubo」が有能な理由
- 「Koubo」とはどんなサイトか?
- 過去に掲載されたコンテストの一部例
- Kouboのコンテストは実績になる理由
奈沼 蓮
作編曲家、ミキシング/マスタリングエンジニア、PA(SR)
締め切りがあった方が制作が捗るタイプ。
なのでコンテスト参加をモチベーションにしている。
Koubo(旧:公募ガイド)はコンテスト探しに有能なサイトなので、紹介したくてこの記事を書いている。
いきなり結論:ノンセクション>作曲・編曲でコンテスト一覧に到達
百聞は一見に如かず、ということで早速結論をお伝えします。
Kouboのサイトに行き、以下のルートで作編曲コンテスト一覧を確認できます。
Kouboとはどんなサイト?
様々なコンテスト、コンペイベント情報を掲載しているサイト
Kouboは株式会社公募ガイド社によって運営されている公募情報サイトです。
様々なジャンルのコンテスト、コンペイベント情報を知ることができます。
イベント発表後、すぐに情報掲載されるのが優秀
Kouboではコンテスト情報収集の専門スタッフを雇っているようです。
そのおかげか、イベント発表後すぐに情報が掲載されます。
コンテストは締め切りまでの時間を多めに確保したいので、情報をすぐに掲載してくれるのは非常にありがたいです。
締め切り日を確認しやすいのも優秀
参加するコンテストを検討する際、「締め切りまであとどれくらい余裕があるか?」は重要な要素です。
Koubo上では公募イベント一覧を見る際、個別の詳細ページを見なくても、締め切り日を確認できるようになっています。
余計な時間を使わなくて済む工夫で、気が利いています。
過去に掲載された作曲・編曲の公募例
過去に実際Koubo上で掲載されていたイベント例を一部紹介します。
張り切り甲斐がある!と感じるものが多いことがわかると思います。
- Music Research Contest
- 主催:株式会社オーディオストック、協力:ヤマハ株式会社
- 内容:2022年はミックスコンテスト、2023年は作編曲コンテスト
- PSYCHIC FEVER「Highlights」リミックス・コンテスト
- 主催:LDH music & publishing、サウンド&レコーディング・マガジン
- 内容:課題曲のリミックスコンテスト
- 第19回楽曲コンテストプロセカNEXT
- 主催:株式会社セガゲームス
- 内容:「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」に収録される楽曲の募集
Kouboのコンテストは実績になる理由
Koubo上で載るコンテストでの結果は作編曲家やオーディオエンジニアとしての「実績」になります。
就活の履歴書や自己PRに書けます。
ではなぜそう言えるのか、解説します。
有名企業が作品を評価したことの裏付けであるから
過去掲載の公募例を見てわかると思いますが、有名な音楽事務所、楽器メーカー、ゲームメーカーが主催や協力をしていることがわかります。
音楽作品は客観的な評価が難しいです。しかし「有名企業が評価した作品」であるなら、業界内外問わずにその実力を認められやすくなります。
一部では採用されると雑誌掲載やゲーム内実装もある
コンテストは単純に優劣を決めるだけのものばかりでは有りません。
ゲーム内での楽曲実装や雑誌掲載、インタビューなどが計画されているものもあります。
特にゲームでの実装の場合でイメージしやすいですが、「あなたの作品が誰かを楽しませた、社会での価値を見出され、影響を与えた」ことの何よりの証拠になります。
プロの作編曲やエンジニアを目指すなら、お金の動く「ビジネス」として作品の価値が認められる必要があります。
しかしそれを証明するのはなかなか難しいです。
ゲーム内実装や雑誌での掲載はその難しい証明を可能にする貴重な手段です。
まとめ
今回の記事では「Koubo上での作曲・編曲コンテスト」について紹介しました。
質の高い公募情報が素早く入手できるので、作編曲でコンテストを探している人にはオススメできるサイトです。
今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。
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