
対象読者
- DTMデスク購入を考えて情報を集めている人
- KWD-100のメリット/デメリットが知りたい人
私がKWD-100購入を決めた理由

私はKWD-100を購入するまでは家具屋で買った1万円くらいの長い座卓でDTMをしていましたが、足が痺れる、キーボードが弾きにくい、姿勢が悪くなるといった理由で思い切ってDTM用にデスクを購入することにしました。
ネット検索で各社調べてみて、選ぶ際に重視したことは
- デスク上に様々な機材(スピーカーやオーディオI/O)を置くスペースがある
- 引き出し式のキーボードスペースがある
- デザインが洗練されている
- 予算は5万円以内
といったところでした。
当時は「DTM用デスク」というとハイクラス志向で高額なものが多数を占めていていた記憶です。
そのため「予算は5万円以内」という部分でかなり候補は絞られ、もはや自作も視野でした。
そんな背景の中、当時の私が有力候補として見出したのが、ミュージックランド KEYという楽器店がプロデュースした「KWDシリーズ」のKWD-100でした。
高級感を煽らずにシンプルな機能を備えて求めやすい価格で販売されていました。
現物展示が京都店にあり、その頃私が住んでいたところに近かったので実際のものを確認しに行きました。
造りは安っぽくなくしっかりしていて、私が重視したポイント全てを満たしていました。
隣に上位版のKWD-200もありましたが、個人的に色味があまり気に入らなかったのと、予算を1万円超オーバーしていたのでKWD-100の購入を決めました。
現在デスク上に置いているもの
私が現在実際にデスクに置いているものを参考に書いておきます。

- MacBookPro & アルミスタンド
- オーディオインターフェイス 2台
- ライントランス 1台
- モニターヘッドホン 1個
- モニタースピーカー 1ペア & 追加サブウーハー 1台
- サブモニター 1台
- 卓上マイクスタンド ストレート式 1本 & アーム式 1本
- マウス & トラックボール 各1個
- 卓上譜面台 1台
- MIDIキーボード 88鍵 1台
- その他筆記用具など小物
88鍵MIDIキーボードについては後述しますが、載せるとキーボードの幅の関係で引き出しが戻せなくなります。
常に引き出された状態で使っていますがそんなに不便を感じないのでそのまま使っています。
2年使って見えてきた良いとこと悪いところ
良いところ
- 値段の割に優美で気が利いたフォルム
- キーボードを置いた時の鍵盤の高さはそんなに悪く無い
- 引越しの時に分解しやすい
- 2年経った今も故障なく使えている
悪いところ
- 大きなMIDIキーボードは置けない(置けて61鍵クラス)
- ハード機材がなければラック部分は使わない
- スピーカーを置くなら耳の高さ的に横置きになる
結論「細かな調整はできないが使い勝手は悪く無い」
最近だとバウヒュッテなどで高さが調節できるデスクがあります。
そういった製品と比べると痒いところに手が届かない感じはあります。
それでもやはりDTMや音楽制作を考慮したデスクは快適さが違います。
良い音楽スタジオに最も必要な機材は「腰痛になりにくい高級椅子」であると聞いたことがありますが、それに通じるものを感じます。
このデスクがお勧めできる人は
- 立体的なDTMデスクが欲しいが値段は控えめにしたい
- ラックマウントするハードウェア機材を少し持っている
- キーボード用の引き出しが欲しい。使うのは61鍵クラス。
- 機材の数は趣味程度でソフトウェアプラグインメイン
といったところです。
おそらくこういった方をターゲットにした商品だと考えられます。
メーカー公式サイトはこちら
https://www.musicland.co.jp/pb/pro-style/kwd/
私はそれなりに気に入っているので今のところ買い換える予定はありません。
それでは今回はこの辺で。読んでいただきありがとうございます。
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