【締め切りがあると制作が捗る】DTMコンテスト系イベント年間スケジュール!把握して計画的にDTMを楽しむ。

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目次

はじめに

対象読者

  • DTMでの楽曲制作にあたり、目標とか締め切りになるものが欲しい
  • DTMで他の人と切磋琢磨する機会を探している
  • DTMで知名度を上げるなどの目的で参加できるイベントを探している
  • イベントの存在に気づいて制作を始めるが、毎回締め切りに間に合わないので予想を立てて計画的に曲作りしたい

この記事からわかること

  • DTMコンテスト系イベントの年間スケジュールが把握できる

表彰などが無く、気軽に参加できるお祭り系のイベントは別記事で紹介しております。

筆者紹介
奈沼蓮アイコン画像

奈沼 蓮

DTMer、ライブハウスPAエンジニア

「曲を作るペースが遅い」&「締め切りがないと制作ペースが落ちる」の二重苦を抱えている。
今回の「対象読者」の性質に全て当てはまる。

ブログの内容は過去開催の情報をもとに作成しています。
次回開催では応募期間やエントリー料金、対象作品などに変更がある可能性があります。
参加を検討する際は各コンテストの「公式詳細情報」のリンクから最新情報をご確認ください。

コンテスト系各イベント応募時期全体像

コンテスト系各イベント年間開催期間

各コンテストイベントの応募期間を年間で把握できる図を作りました。
5,6月はコンテスト不在の閑散期です。
8月以降は2月に1回はコンテストがあるので張り合いを持って制作に望めそうです。

各コンテスト系イベント概要紹介

録れコン(主催: 島村楽器)

録れコン2022バナー
引用: https://www.shimamura.co.jp/p/event/torecon/index.html

応募期間目安: 年末12月中旬~翌年3月下旬締切
対象作品: 6分以内で録音機材を使用したオリジナル楽曲(歌モノ、ボカロ、インスト可)※打ち込みのみも可
プロの参加: 可(プロのエンジニアによるレコーディングなどは不可)
特典&賞金賞品: プロからのアドバイス、楽曲配信クーポン、各種音響機材(受賞作品限定)、プロエンジニアによる収録(グランプリ作品)
公式詳細情報: https://www.shimamura.co.jp/p/event/torecon/index.html

参加(エントリー)にはエントリー料金が必要。会員価格1870円、一般価格2200円。

大手楽器店の島村楽器が主催しているコンテストです。
2022年の回でvol.29(29回目の開催)ということもあり、今後も安定して開催が予想できます。

一見「録音機材を使用した楽曲」という制限があるように見えますが、録音を含まない打ち込みのみの作品も可です。(長い歴史の中で変わったのかな)
一般部門、ボカロ部門、インスト部門と部門別に分かれており、参加者の得意な分野を選べるのも良いです。

音魂ぐらんぷり(主催: サウンドハウス × TuneCore JAPAN)

音魂ぐらんぷり2021バナー
引用: https://www.soundhouse.co.jp/material/line-campaign/otodama2021/

応募期間目安: 8月中旬~9月中旬締切
対象作品: TuneCore JAPANを利用して過去1年以内に配信した楽曲(ジャンルや形式など指定なし)
プロの参加: 不可
特典&賞金賞品: サウンドハウスのポイント5万円相当以上&音響機材やDAWプラグイン(受賞者のみ)
公式詳細情報: https://www.soundhouse.co.jp/material/line-campaign/otodama2021/

音楽系通販で圧倒的存在感を放つ「サウンドハウス」と、音楽配信ストリーミングサービスの「TuneCore JAPAN」が共催するコンテストです。
こちらも安定して例年開催されています。

「次世代アーティスト発掘応援」を掲げており、宣伝効果強めです。
またそのため事務所や音楽レーベルとのプロ契約が既にある人は参加不可です。
1次審査で上位100曲が選ばれ、2次審査ではサウンドハウス特設ページから一般投票によって入賞が決まります。
1次審査を通過すればそれだけでそれなりの宣伝になりそうです。
さらに入賞すると追加特設ページで大きく取り上げてくれます。
過去の入賞者もページ下部に含めてくれるので、一度入賞できれば宣伝の余波が長く続きます。

ソニコン(主催: クリプトン・フューチャー・メディア SONICWIRE)

ソニコン名称画像
引用: https://sonicwire.com/news/special/sonicon-2022

応募期間: 2月中旬~3月末日締切 ※2022年初開催。継続実施されるかは不明。
対象作品: 5分以内の歌モノオリジナル曲(バーチャルシンガー/シンセサイザー可、歌詞無し可)
プロの参加: 可(楽曲はレーベルや管理団体との契約がなく、権利を自らが有しているもの限定)
特典&賞金賞品: SONICWIREクーポン(最優秀&優秀賞)、DAWプラグインなど
公式詳細情報: https://sonicwire.com/news/special/sonicon-2022

初音ミクの開発元として有名な「クリプトン・フューチャー・メディア」のSONICWIREが主催するコンテストです。
2022年の今回が初開催なので、今後も継続開催してもらえるようこれを読んでいるあなたも協力して盛り上げていきましょう!

先出の音魂ぐらんぷり同様、「次世代の音楽クリエイターの発掘」が掲げられており宣伝効果は期待できます。
(前例がまだないので程度は未知数です。)
グランプリの方には音楽系WEBメディア「BARKS」にてインタビュー記事が公開されるそうです。
BARKS: https://www.barks.jp

8小節トラックアワード(主催: mikigakki djs×CrossFader)

8小節トラックアワードバナー
引用: https://8bar-music.com

応募期間: 10月末日~11月末日締切
対象作品: 8小節で曲長さが10~30秒の音楽作品(ジャンル不問)、ひとり最大5曲まで応募可。
プロの参加: 可
特典&賞金賞品: 賞金10万円(グランプリ)、音楽制作機材(上位入賞)、音楽配信や宣伝メディアの提供など
公式詳細情報: https://8bar-music.com

三木楽器のDJ/CLUB機材部門「mikigakki djs」とネットコンテンツの企画開発運営をしている「CrossFader」の共催コンテストです。

8小節の楽曲を対象にしているのが最大の特徴で、気軽さがありながら奥深さもあります。
CrossFader社の「ショートミュージックの文化を広める」&「アプリ『ムビート』の宣伝」の思いから生まれた企画です。

グランプリのみとはいえ、ポイントではない現金が賞金としてあるのはここだけです。
過去受賞作を聴いてみると、8小節作品の出来栄えに驚きます。

まとめ

今回の記事では「DTMコンテスト系イベントの年間スケジュール」と「各コンテストの概要/特徴」をわかりやすくまとめました。

筆者のように制作ペースが遅めの人は、閑散期の5,6月にストックを作り、傑作を8月以降のコンテストにブラッシュアップして放出するのが基本作戦として良さそうです。

今回の記事を書くにあたり、定期的に開催されているコンテスト系イベントを洗い出したつもりですが「まだこんなコンテスト系イベントもありますよ!」など抜けているところがあれば、ブログお問い合わせフォームやTwitterから情報提供ください!

今回の記事は以上です。
お役に立てれば幸いです。

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