【ソフトウェアという選択肢】ぼっちちゃんのギターサウンド機材を50万円安く揃える方法

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はじめに

対象読者

  • 「ぼっち・ざ・ろっく!」のぼっちちゃんギターサウンド機材(エフェクターやアンプ)が欲しい
  • 今すぐ欲しいが、アニメ人気で売り切れてしまっている
  • あまりお金が無い、できればお金をかけたくない
  • アパートなどでギターアンプを鳴らせる環境にないが、リアルな音で練習したい

この記事からわかること

  • アニメ劇中でぼっちちゃんが使用したギターサウンドを3万円以内で揃える方法
この記事を書いた人
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奈沼 蓮

作編曲家、ライブPAエンジニア、ブロガー

作中登場のPAさんとは異なり、高校は普通に卒業した。
初めて買ったエレキギターはPacifica。

記事内容の値段は記事執筆時(2023年6月)の価格です。
為替やセールなどで変動する可能性があります。

アニメ人気で登場製品は売り切れ続出

Photo by Robert Linder from Unsplash

楽器系超大手ECのサウンドハウスでも売り切れ続出

初心者からプロミュージシャンまで使う大手楽器系ECのサウンドハウスですが、そこでもぼざろ関連製品は売り切れまくっています。
良作アニメの宣伝効果は凄まじい。

音楽界隈が賑わうのは非常に嬉しいです。
しかし「これから音楽始めよう!」という人のスタートに水を差す状況なのはあまり良くないです。

登場製品はプロでも使う本格機材がほとんど。安くはない。

ぼざろの登場製品は一部を除き、ほぼ全てがプロでも使うような定番製品です。
格安で中途半端な品質のものは存在せず、安くはないが本格的な品質を持つ製品ばかり。
この辺りは製作側の音楽に対する本気度が感じられるので良い点です。

一方で予算的にはスタートのハードルが上がってしまうことも事実です。
例えば主人公のぼっちちゃんが所有しているギター関連製品の合計金額を計算してみると、


ぼっちちゃん所有のギター関連製品リスト&金額

計 686,810円

こんな具合です。
この他にシールドケーブルやエフェクターケースも考えると大体70万円というところ。
もちろんいっぺんに揃える必要はないし、むしろいっぺんに揃えずに徐々に理解しながら買い足していくのが良いです。
でもモチベーション的に「あのシーンと同じ音が出したい!」という気持ちもあると思います。
気持ちが冷めてしまう前に、予算を抑えつつ本格的なサウンドで練習できる環境があることが望まれます。

解決策 : ギターの超定番製品は「ソフトウェア」化されているので、それを入手する

Photo by Techivation from Unsplash

ここからがこの記事の本題です。

前置き小話 : 実はソフトウェアでもかなり近い音が出せる

DTM(パソコン上での音楽制作)をやっていない人にはあまり馴染みがないですが、楽器の世界において「名機」と呼ばれるものはパソコン上で再現できるソフトウェアがあります。
これらは「バーチャルインスツルメンツ(Virtual Instruments)」、「ソフトウェアインスツルメンツ(Software Instruments)」と呼ばれます。
ピアノ、オルガン、ドラム、シンセサイザー、バイオリン、琴などほぼなんでもあります。
もちろんギターやベース、ギターアンプやエフェクターもあります。

楽器によって再現が難しいものもありますが、音色の品質もかなり高いです。
メジャーアーティストの曲でもドラムや弦楽隊(バイオリン、ビオラ、チェロなど)は本物の演奏のレコーディングではなく、ソフトウェアでの再現が多くなっています。

ギター機材ソフトでおすすめなのは「BIAS FX 2」の「Elite」エディション

ギターエフェクターやギターアンプを再現するソフトウェア製品は数社から出ています。
業界では「(ギター)アンプシュミレーター」と呼ばれるソフトウェア製品群です。
その中でも筆者が実際に使っていておすすめでき、ぼざろファンにもメリットが多いのが「BIAS FX 2」です。

この手のソフトはDAWという音楽制作ソフトが無いと使えないものもありますが、
BIASシリーズはスタンドアローンタイプ(DAW無しで使えるタイプ)があります。
しかもWindows, Mac両対応です!

なぜおすすめは「Elite」エディションなのか?

BIAS FX 2のラインナップにはStandard, Pro, Eliteの3種のエディションがあります。
その中でもEliteは最上位ポジションです。
当然値段も一番高いです。

それなのになぜEliteエディションがおすすめなのか?というと、
含まれる製品群でぼっちちゃん使用機材を最大限カバーできるのがEliteエディションのみだからです。
言い換えると、他エディションでは作中登場のギターサウンドを再現できない部分が出てきます。

BIAS FX 2が「ぼざろファン」におすすめ理由 : ギター系登場機材がほぼ揃う

アニメ作中登場したギターエフェクターやアンプの場面
引用:アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」©︎はまじあき/芳文社・アニプレックス

ぼっちちゃん機材の「約8割」が再現可能。路上を除くライブサウンドは100%再現可能。

なんとBIAS FX 2だけでぼっちちゃんがアニメ作中で使う機材の約8割が揃います。
これにはぼっちちゃん個人所有の物以外にも、スタジオやステージで利用した業務用レベルの機材も含まれます。

具体的にリスト化すると

BIAS FX 2に含まれる
  • ギターエフェクター
    • BOSS BD-2
    • proco RAT 2
    • JIM DUNLOP GCB-95
  • ギターアンプ
    • Marshall JCM900
    • Marshall 1960A
    • Roland JC-120
BIAS FX 2に含まれない
  • ギターアンプ
    • YAMAHA THR5
    • Roland CUBE street

上記を見るとわかりますが、サウンドに最も影響する「ギターエフェクター」は100%カバーできます。
加えて言うなら、THR5はぼっちちゃん自宅練習時のアンプであり、CUBE streetは路上ライブ時のアンプです。
つまりStarryや秀華祭のライブで使用したサウンド機材は全て揃います。

他機材のMS-3はエフェクター切り替えのスイッチャーであり、AC/DC Stationは電源供給装置なので音色には直接関係しません。そもそもソフトウェア上なので、電源供給装置は不要です。

ぼっちちゃんの超高級ギター「Gibson Les paul Custom」のシュミレートまである

ぼっちの1台目ギター比較
引用:アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」©︎はまじあき/芳文社・アニプレックス
Gibson公式サイト https://gibson.jp/electric/1968-les-paul-custom-reissue

BIAS FX 2の驚くべき機能のひとつに「Guitar Match」があります。
これは使用者が弾いているギターの音を他のギターの音にシュミレートして変えてくれるものです。

このシュミレート先になんとぼっちちゃんが使っていた「Les paul Custom」があります。
普通に買うと50万円クラスのギターな上に、そもそも入手困難なモデルです。

BIAS FX 2のGuitar MatchにあるGibson les paul
BIAS FX 2のGuitar MatchにあるGibson les paul
※画面上部中央のPACIFICA-112Vは筆者が使っているギター設定。いわば変換元。

手元のギターの見た目や弾き心地は変わりませんが、名作ギターに近いサウンドが手に入るのは魅力的です。

実物を揃えるよりいくら安く、あのサウンドが手に入るのか?

ここで「結局のところ登場製品の実物を買い揃えるよりいくら安く、あのサウンドが手に入るのか?」を確かめてみます。
アニメ作中でぼっちちゃんが使用した機材でBIAS FX 2 Eliteに含まれるものの総額と、
BIAS FX 2 Eliteの価格を比較します。

アニメ劇中ぼっちちゃん使用機材でBIAS FX 2 Eliteに含まれるものの金額(記事執筆時)
  • エフェクター類
    • BOSS BD-2 : 12,100円
    • proco RAT2 : 11,800円
    • JIM DUNLOP GCB-95 : 13,800円
  • ギターアンプ
    • Marshall JCM900 : 275,000円 (現在は生産終了)
    • Marshall 1960A : 134,800円
    • Roland JC-120 : 118,800円

計 566,300円

BIAS FX 2 Eliteの金額(記事執筆時の定価とセール価格)

BIAS FX 2 Elite : 23,000 ~ 46,000円
(※為替やセールなどでの変動を加味)

価格の引き算をするまでもなく、50万円以上安くぼっちちゃんのサウンドが手に入ることがわかります。
ツッコミどころはありますが、過言では無いことは間違いありません。

というのも正直なところ、上記リストのギターアンプ製品は個人で所有するには手があまるものです。
プロのライブでも使うものなので仕様が業務用であり、日本の一般住宅で使うには音が出過ぎます。値段も高い。
アニメ劇中でもぼっちちゃんが個人所有しているのではなく、ライブステージや音楽スタジオの常設機材で使っています。
リストから外そうかとも思いましたが、「その機材だから出るサウンドが手に入る」という意味では外せないと考え、含めました。

できるだけ安く買うなら? : Plugin Boutique(セール時)

BIAS FX 2 Eliteのおすすめの購入先も教えちゃいます。

ズバリPlugin Boutiqueです。
ソフトウェアプラグイン販売の世界的大手サイトです。
ダウンロード版で即時買えて、しかもVirtual Cashと呼ばれるポイントが金額の5%前後付きます。

BIAS FX 2の場合、定価は45,000円前後ですが、年に何度かあるセール時に50%OFFになります。
3万円弱で買えるのでおそらくここが最安です。

海外サイトでのクレジットカード利用に抵抗がある方でも、Plugin BoutiqueはPayPalが使えるので安心です。

敢えてPlugin Boutiqueのデメリットもお伝えすると、海外販売店のためサイト自体が日本語対応してません。
表記やデザインはシンプルでわかりやすいですが、中学生くらいの英語はできないと不安かもしれません。

各販売サイトの製品ページまで飛べるリンクを用意しました。セール時かのチェックにお使いください。

\ 買うならPlugin Boutiqueのセール時が最安!セール時じゃなければサウンドハウス /

まとめ

今回の記事では「ぼっちちゃんのギターサウンドを50万円安く手にいれる方法」を紹介しました!

要点をおさらいすると

  • ぼっちちゃんが使ってる機材はサウンドは本格だが、値段も本格
  • 定番の本格機材の多くは今はソフトウェアで再現されている
  • おすすめは「BIAS FX 2 Elite」
  • おすすめ理由は「劇中登場のギターサウンド製品がほぼ全て揃う」こと
  • 実物の機材を揃えるより50万円以上安く、ぼっちちゃんのギターサウンドが手に入る
  • BIAS FX 2 Eliteを安く買いたいならPlugin Boutiqueのセールを狙う。定価の半額で買える

こんな感じでした!

今回の記事は以上です!
読者の方のギターライフのお役に立てれば幸いです!

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